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●荒瀬光治(あらせ・みつじ)


ついにトレスコが

「従業員は毎週更新しているのに、経営者は?」と一部従業員からの批判もあり少しばかり書く。で、テーマは「トレスコープ(略してトレスコ)」。写真のアタリ取りの機械だ。使わなくなってもう2年になるが、年間9,000円のリース料がもったいなく、やむなく先日「さようなら」をした。感慨深いものがある。 (2003.5?)


久しぶりの更新

 1年9ヶ月ぶりの更新。それにもかかわらず、1日20〜30のアクセスをいただいている。感謝! 今回更新の「重箱の隅」で「本文ラインの不揃い」を取り上げているが、このページの2段組(Netscapeのみ※)はラインが揃っていない。それとNetscapeの場合、初期表示で文字が表示しない。(一度下へスクロールし、戻すと表示される)タグに関する勉強不足ではあるが、どなたか教えてください。とても自分で調べる気はなれないというワガママ。
 それにしても、(と勝手に他のホームページを批判する)何と読みづらい、「可読性」を無視した、あるいは「読んで欲しくない」を自己主張している、そんなホームページの多いこと。読みやすい行間を期待したい。 (2003.2.21)

※Netscapeの最新バージョンだとIEと同じで、2段組のMULTICOLのダグがきかない。で、ここでは1段に。(2004.9.13追記)

デザインって何?

 どうも世間で使われている「デザイン」という言葉が、私の認識とずれてきている。
 ファッション雑誌で「機能を選ぶかデザインを選ぶか」という見出しに出会った。どうやらデザインは飾りと同じらしい。本来、機能のないデザインはデザインとは言えない。単にデザインの失敗作だ。
 ある書籍で「読みやすさを選ぶかデザインを選ぶか」という文章にも出会った。これはホームページ制作の話ではあるが、読みやすさを無視したところにデザインがあるわけがない。
 若い人たちと話をするとアートとデザインの境界がどうも揺らいでいる。単なる自己表現と、目的意識や計画性のあるデザインを同一視はできない。 (2000.5.20)


なんとか

 「ページ印刷物を制作する」の最低限の必要項目は完成した。今後は「可読性」「DTPにおける制作システム」などの項目を追加したい。が、少しばかり時間が必要。
 なかなか面白いホームページ制作。マニュアル本片手にタグを打ち込む。とは言え記憶に残ったタグは改行だけ、一度打ったタグは「たしかあそこで使っていたよな」って感じでカット&ペースト。やはり必殺、人差指シフトにはカット&ペーストが楽である。考えてみるとこれだけ集中してマニュアルを読んだ(牽いた?)のは始めてではないだろうか。「これはホームページ制作も仕事になるかな」と欲を出してJavaの本を買ってはみたものの、前文で挫折。そのまま高一の息子にプレゼント。「中身だよ、中身」と自分を励ます。
(1999.9.11)



ようやく

 業務用ホームページらしくなってきた。「ページ印刷物を制作する」は、ジャーナリスト専門学校で使用している教科書(「図書をデザインする」)を元に、HP用に編集し、加筆したもの。まだまだ見切り発車ではあるが、時間をみつけて加筆してゆきたい。現在は、あくまでも初心者向けではあるが、今後興味を持てる項目は現場用にと掘り下げてゆきたい。
 HP制作。相手の環境でどのようにもレイアウトが変化する。出版物の読書環境どころではない。Netscape4.0以降で、できれば読んでいただきたいが、Internet Explorerでは不具合がでるのではと心配だ。(1999.9.6)


●○●○●可読性●○●○●

 可読性とは、文章を読みやすくすることを指す。編集者による原稿整理の作業も可読性(readability=リーダビリティ)のための作業だが、ここでは職能として組版や印刷の上での視覚的な読みやすさ(legibility=レジビリティ)、特に本文指定時の注意として、組版の視覚イメージは重要となる。
 組版や印刷における可読性の研究は、日本では大正時代から行われている。大きさと書体、縦組と横組、字詰めと行間、印刷インキと紙質など、いくつもの科学的なデータが発表されている。ただ人間が本来持っている生理的な読みやすさも、慣習にはかなわない。読みやすさの基準も時間と共に変化しているのは事実だが、可読性という考え方があることだけでも、頭に入れたデザインをこころがけたい。


ともあれ

 可読性、可読性と言い続けている立場上、ホームページ上での読みやすさも当然あるわけで、今まで欧文仕様のHTMLは、欧文の書体デザインの関係上、行間が狭く、「和文表示には不向き、無理、無理!」と長文表示はあきらめていた。ところがどっこい、ここのところ何人かの人に話をお聞きすると、行間調節(Netscape4.0)以降のタグがあるのです。岩波書店電子出版部の渡辺さん、モンデンキントの山川さんありがとうございました。おかげさまで何とか、ここまでこぎつけました。この文章2段組で行間の設定20pt(どうやら送りの指定です。残念ですが、IEでは1段のままです。Netscape3.0以降)で組んでいます。参考になればと思います。
 ただ、このタグどうやら未完成らしく、左右のラインが揃わない、割り切れる行数の場合も左右均等に割ってくれない、読み込み後にブラウザーの画面の大きさを変えると、行間が一般の行間になってしまうこと(これは再読み込みで元に戻ります)。


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