荒瀬光治のひとこと
リオ・オリンピックでは日本はメダルダッシュのようですが、「地球温暖化が進めばアジアで夏季五輪が開催できるのは2085年には2都市だけになる」こんな研究結果を米カリフォルニア大などのチームが発表したようです●オリンピックを見ながら思うのは、「過度なナショナリズムの意識を持たないようにしたい」ものです。が、ついつい熱くなって「日本頑張れ!」と応援してしまう。生まれ育った郷土を愛する気持ちは、やはりとおといものです。う〜ん。でもどこかで、この気持ちを利用しようと考えている輩はいるものですよ。(2016.8.20)

今日、浜松は雨です。昨日までの乾燥した土に、ちょうど良い湿りを与えてくれます。春一番の予報も聞こえてきます●アインシュタインが予言した「重力波」の観測に成功した、とニュースで言っています。日本でも「KAGRA(かぐら)」という岐阜県にある観測装置で来年から観測予定だそうです。今回の観測は13億光年先から届いたシグナルを捉えたそうです。宇宙の広さに驚くばかりですが、現実の社会を見つめると、日本国内も格差が広がるばかり。研究予算のいくばくかを福祉にまわせないものかと、ついつい考えてしまいます。(2016.2.12)

安倍総理も悪意を持って安全保障関連法案を通そうとしているのではないのでしょうが、法案成立を前提とした自衛隊内部の資料や、春の米議会での「この夏までに成就させる」などの公約は、国会軽視です。米軍事予算も法案成立を前提に作成されているようなニュースも聞こえてきます。どう考えても国民を無視した悪意を感じます●黄金の稲穂が眩しい季節です。すでに稲刈りも始まっています。稲の種類はさまざまでしょう。黄色、青緑、黄緑と学生時代の平面構成を思い出すような田んぼの色分け。今が一番、色豊かな季節です。(2015.8.7)

中東ではISILによる日本人人質の殺害、アフリカではボコ・ハラムによる10代少女による自爆テロなど、容易に言葉を見つけられないようなニュースが重なりました。誘拐した少女に爆発物を巻き付け自爆テロを強要するなど、ただただやるせない脱力感のみです。●一年中でもっとも緑の少ない季節で、柿の木はカクカクと、銀杏はサワサワと空に向かってそれぞれの枝を、まるで血管のシルエットのように映し出しています。その中で赤白の梅の花、黄色い菜の花が少しずつ少しずつ春を引き寄せてきます。(2015.2.17)

今年もあと二十日ばかりになりました。二日に一度は散歩をしていますが、ここ浜松市浜北区は衆議院選挙の宣伝カーに出会いません。東区まで出かけた時や市内(浜松駅)まで出かけますと、選挙の景色はあるのですが。静かです。ただ、この静けさの向こうから、かつて記録映画で観た軍靴の音が聞こえてくるような気がして、どこか落ち着きません。●そろそろ里にまで紅葉が降りてこようとしています。モミジ、ドウダンツツジの葉は赤く染まり、桜は色とりどりの落葉が公園の敷地を埋めて、歩く足にカサカサとからみつきます。これからまだまだ寒くなります。(2014.12.11)

新年度になり、人の世界は消費税アップでせわしいだけですが、植物の世界はグンと成長のスピードが増してきます。畑の草取りもちょっと油断すると草の生長に負けてしまいます。●先月末まで横浜で開かれていたIPCCの総会で、温暖化のため居住地を追われる人が増えたり、貧困がより悪化し紛争に発展することもあるなどの報告書(第2作業部会報告書)が承認されました。STAP細胞の有無も興味はありますが、温暖化の問題はそれ以上に人類にとって深刻な事態です。政府も真剣に対策を執ってほしいのですが、安倍さんは経済成長にしか目が向いていないようなんですが。(2014.4.2)

特定秘密保護法案の強行採決や靖国神社参拝など、数を頼りにやり放題の感のある安倍さん。「説明不足だった」と言いつつもその後もきちんとした説明はなし。今年、荒瀬がいただいた年賀状でも批判こそあれ、賛同は皆無で、「民意」が行方不明ですよ。●仕事場の窓から都田の風力発電施設がよく見えます。風力発電にしろ太陽光発電にしろ、民意は得ています。後は業界の圧力に屈しない行動力なんですが、とんだ方向への行動力ばかりでは。(2014.1.8)

IPCC(国連の気候変動に関する政府間パネル)の第5次報告書では温暖化の原因を「人間の活動による結果」を前回90%としていたのを95%以上として「可能性が極めて高い」としました。今すぐにでも二酸化炭素を出すのをやめないと、とんでもない未来を作ってしまいます。まさに「人類の選択」の時なんですが。●気がつけば10月、あちらこちらで稲刈りがはじまっています。実るほど頭を垂れるのが稲穂ですが、人は成長すればするほど傲慢になるようですね。(2013.10.3)

東京五輪招致に影響するとかで汚染水漏れの閉会中審査を先送りにし、その数日後には新たな水漏れもみつかる始末。国民の安心安全より大切なオリンピックなど、クーベルタン男爵も嘆いていらっしゃると思いますよ。●竜巻、集中豪雨、最高気温の更新など、このままでは異常気象はどんどん拡大してしまいます。11日にはじまる温暖化審議会には、温室効果ガスの9割を占める二酸化炭素は審議から外されてしまうようです。環境より経済、将来の安心より今のお金なんでしょうね。困った政府です。(2013.9.5)

5月に行われた朝日新聞の世論調査では安倍内閣は支持する(支持59%、不支持20%)が、経済の成長のため原発を利用することには反対のようです(反対59%、賛成27%)。安倍さんは賢明な国民の声をきちんと政策に摂り入れるべきでしょう。●田植の終った水田に白鷺が歩いています。ツバメも舞っています。何百年も続いた日本の景色なのでしょう。追善法要の読経の中で。(2013.6.20)

「トルコへの原発の輸出」、「『核の不使用』共同声明、日本署名せず」など、本当に日本はどうしてしまったんでしょうか。福島も廃炉の道途中で事故続きの状態です。61年前、沖縄を置き去りにしたように、今度は広島・長崎も置き去りにするのですか安倍さん。●ツバメを見かける季節になりました。田んぼに水も張られ田植の準備も進んでいます。(2013.4.30)

今日も福島第一原発の3号機で使用済み核燃料プールの冷却システムが止まりました。先月も停電で止まったばかりです。本当に大丈夫なんでしょうか。●図書制作のシステムには「人は間違うもの」を前提に二重三重の校正というチェック機構を置いています。それでも「誤植の一つもない本はありませんよ」と、校正経験30年のベテラン校正者の方はおっしゃいます。それが人なんだと思います。そんな「人」が、原子力など扱っていいんでしょうか?(2013.4.5)

浜松に移転して1週間が経過します。まだまだ整理が終わらないまま、毎年手伝わせていただいている『発掘された日本列島展』の2013年度版のデザインをしています。ようやく本日、光電話も開通しそうです。引っ越してから今までは、Wi-Hiというシステムの端末のレンタルでネットへの接続をして、ゲラやデータのやりとりをしていました。会話は携帯電話です。情報のやり取りという面では西早稲田であろうが遠州小松であろうが変わりません。便利な時代です。今後もよろしくお願いいたします。(2013.3.16)

今週は明日あたりから暖かくなりそうです。今週、自宅・事務所ともに浜松に移転します。いまだに電話番号が決まらないバタバタ状態です。●安倍さんはTPPの交渉に参加したいようですが、オバマさんの顔色だけでいいのでしょうかね。他の参加国の意見もありますし、基本は例外なしのフラットな貿易。ともかく国の個性を無視した環境となることは必然です。(2013.3.5)

安倍さんは「成長」「強い日本」を連呼していますが、ローマクラブの『成長の限界』のレポートから40年以上も経過し、明らかに限界を超えてしまった我々の経済活動です。そろそろ本気で共生や持続可能性を考えないと困ったことになりますよ。●例年、2月は一番寒い月という認識でしたが、ここのところ4月の暖かさです。時期的に「水ぬるむ季節」とは、まだまだ言えません。油断めされずに。(2013.2.4)

暮れの選挙でまたもや政権交代。強い日本より、明るい日本にしてください、安倍さん。●20年ぶりにもなるでしょうか、暮れに山口の実家で餅つきをしました。正月用の小餅つきで4臼つきましたが、内2臼を荒瀬がつかせてもらいました。つき上がった餅は、ひとつ一つ揉んで、正月用の飾り用の鏡餅と小さな丸餅にしました。小さな丸餅の20個ばかりにはアンを入れたものも作ります。農家に生まれたことに感謝です。(2013.1.8)

第18回国連気候変動枠組み条約締約国会議(COP18)がカタールで開催されています。来年からの京都議定書の第2約束期間への参加を日本はしないとしています。アメリカは京都議定書にすら不参加。中国・インドも渋っています。「みんな我がまま」で、人類を含めた地球が可哀想です。●日本は暮れの衆議院選挙戦。12の政党が乱立しています。党首自身が政権公約を混乱するありさまで、「暴走」どころではありません。最後は生物としての種を受け継いできた女性の感覚を信じようと思います。(2012.12.4)

野田総理はTPP参加を争点に解散を考えているようですが、TPPは国の個性を殺してしまいます。各国の文化風土を無視した完全な自由貿易協定は危険すぎませんか。「成長」もそうですが「自由」の響きにごまかされないように。●コート姿の方も多くなりました。そろそろ本格的な寒さがやってきそうです。風邪にご注意を。(2012.11.12)

何年も、今年こそはと言われ続けたiPS細胞研究の山中教授のノーベル医学生理学賞の受賞が決まりました。実用にはまだ時間が必要のようですが多くの患者の方が待ち望んでいます。ただプラスもあればマイナスもあるのが「進歩」というもの。何をマイナスと考えるか、それをどのようにフォローするかが、これからの課題でしょう。●今日は最高気温が20度以下の予報でした。長袖に上着が必要な季節となりました。(2012.10.9)

北陸電力が社民党の視察要請に「脱原発の方の視察お断り」。どこまでも「原子力村」。●日々、セミの鳴き声が小さく、少なくなりました。季節としては秋ですが、日射しの強さは治まるところを知りません。かつての夕立の風情も消え去り、雨となれば集中豪雨です。温暖化は情緒的な心の余裕も持たせません。(2012.9.5)

1945年8月6日、朝8時15分。人類史上もっとも残虐な爆弾が広島に落とされ、街は火の海となりました。当日の火炎と放射能のため、その年の暮れまでに14万人もの方々が亡くなり、いまだに多くの方々が被曝の苦しみの中にいらっしゃいます。●「核と人類は共存できない」という広島市長の「平和宣言」と「核の平和利用」などと身の丈を超えた科学技術崇拝に席巻されたいまの経済思想とは言ってみれば水と油。7割もの国民が「安心・安全」の平和を望んでいる声を、政府はきちんと受け止めてもらいたい。(2012.8.6)

物に質量を与えたとされる「ヒッグス粒子」という素粒子が発見されたようです。記事を読んでも硬化した荒瀬の頭では理解不能でした。●で今の政府。国民の反対を押し切っての原発再稼働にこの時期での消費増税。そしてアメリカに言われるままのオスプレイ配備と、こちらもまったく理解不能です。(2012.7.5)

野田さん、お願いです。経済の成長より安心をください。お金より安全をください。まだ見ぬ無力な子どもたちのためにも、無自覚なままの差別を、私たちに続けさせないでください。(2012.6.7)

年々、本づくりの現場が壊れてきています。安かろう安かろうの過労環境が日常化しています。最後は窓口の方の個人差なのでしょうが、その値段のその要求でプロダクション経営やフリーの生活が、本当に維持できると版元は思っているのでしょうか? あまりにも想像力の欠如に愕然とする、そんな仕事に出くわすケースが増えています。これも市場主義経済のなせるわざ。出版ですら、このありさまですから……。(2012.4.26)

30年近くいました神楽坂から西早稲田に事務所を移転しました。溜めてしまっていたゴミを大量に捨てることができました。それでも新事務所でも引き継ぐゴミ(使えば資料と呼ばれますが)も大量にあります。●そう言えば核のゴミというものもあります。今の我々が快適に暮らすツケを10万年もの間、子どもから孫へと管理を委ねるという。この時を越えた理不尽さを、もっと自覚したいものです。(2012.3.19)

野田首相はインドで経済・安保での連携を深めるべき声明に署名。核拡散防止条約に署名をしていないインドと広島・長崎の反対を押し切ってでも原子力協定を結ぼうともしています。経済ばかりを優先しないで、日本としての「理念」をしっかりと持って欲しいものです。(2011.12.29)

COP17が南アフリカで開会中ですが、日本は京都議定書延長の場合は離脱するようです。10月末に地球の人口は70億人に達したと国連は推計しています。もういい加減に人口増にたよる経済成長はブレーキをかけないと、破綻への秒読みが短くなるばかりです。1個しか無い地球でどのように生きるかを真剣に考えるべきです。(2011.11.29)

次の『エネルギー白書』では「原発推進」がようやく削除されるようです。とはいえ「卒」でも「脱」でもないし、未だに「温暖化対策」として原発を輸出しようとしています。「今回の事故も収束していないのに」と日本は不名誉にも「化石賞」を受賞してしまいました。日本国民として恥ずかしい限りです。(2011.10.13)

サッカー日本代表の長谷部選手の『心を整える。勝利をたぐり寄せるための56の習慣』(幻冬舎)が22刷でミリオンセラーとなったようです。「心を整える」ためには「日々の生活から、心に有害なことをしない」ことだそうです。●民主党の代表選びの新聞記事を読むたびに「イライラ」と、心に有害なものが湧いてきます。困りました。(2011.8.26)

菅さん「脱原発」宣言したはいいが、閣内不一致で「個人的意見」とトーンダウン。経済か安全かを天秤にかけて「経済」をとるバカな(失礼)閣僚が、まだまだ民主党にも多いようです。菅さん頑張れ!●滋賀・山形の両知事は「卒原発宣言』。やはり、女性の考えは生物として正しいと思います。「エコ・フェミニズム」という考え方、ほんとうに納得できます。(2011.7.14)

それぞれに言い分ははあるのでしょうが、どうも永田町というところは日本で一番遠い場所ではないでしょうか。国民不在の政争などの余裕は、いまはありませんよ。北北東に目線を移し、今やるべきことを考えて欲しい。冗談ではなく多くの国民は今の政治家に「最悪の政治家たち」のレッテルを貼りそうですよ。(2011.6.6)

ここのところ、教え子の出産や結婚が続いています。新しい生命の誕生や新しい家庭の誕生で、社会の新陳代謝はなされ、元気も出ます。●先日の朝日新聞のアンケートで、いまだに50%の人が原発に賛成だそうです。積極的な賛成は少ないでしょうが、それにしても……。賛成の内訳は男性62%で女性は38%だそうです。男は本当に困った生物です。イメージ貧困もはなはだしいとしか言えません。(2011.5.6)

先日、計画停電で電車が動かず2駅ばかり歩いていますと道沿いに「お疲れ様です。ご自由にお休みください」と貼り紙があり、椅子とテーブルとキャンデーが出してありました。出勤時のため利用できませんでしたが、気持ちが休まる思いがしました。見ず知らずの人に対するいたわり。この心の余裕があるかぎりは、日本はまだ大丈夫。(2011.3.29)

弥生となり、春一番もすでに1週間前に吹きましたが、まだまだコートが必要な寒い日々が続きます。●就職難もあり大学生の自殺者数が倍増したといいます。本格的な社会環境の変革も含めた労働の多様性を、「地球は一つしかない」を基盤に考え直す時が来ています。(2011.3.3)

朝夕が、ずいぶんと明るくなりました。冬至から1ヶ月半が過ぎ、昼間が長くなったと感じられます。●チュニジア、エジプトと民主化への波が高さを増しています。性急な改革が不幸の数を増すこととならないよう祈りたいと思います。(2011.2.4)

明けましておめでとうございます。出版界は電子書籍の話題に事欠きませんが、視覚的な表示方法はプラットホームに依存するようです。行間を1歯空ける空けないに読みやすさ追求するデザイナーには、お呼びはないようです。編集デザインのメインの作業が「飾る」こととなってしまいそうで、困った時代になりそうです。(2011.1.5)

重さが太陽の8億倍と12億倍の二つのブラックホールが衝突直前だそうです。とは言っても500年後だそうですが、宇宙誕生の謎の一つが解けるかもしれません。●今日から12月。都内のイチョウ並木も黄葉が見ごろ。落ち葉の中に銀杏を探す人も見かけます。(2010.12.1)

昨日深夜木枯らし1号が吹き、今朝はこの秋一番の冷え込みだそうです。でもこの寒さが、思いのほか心地よく感じます。●企業・団体献金の授受への転向やらインドとのEPA・原子力協定での合意など、政権交代前の期待からは「何???」と思えるような民主党・菅政権。経済界、産業界の意見があまりにも取り入れられ過ぎです。(2010.10.27)

今日は衣替えです。とは言っても地下鉄の車両は冷房が入っているし、雲の合間から時々のぞく太陽は、まだ日差しは強い。●太陽系外で最も地球に似た環境を持つとみられる惑星が発見されたようです。とはいえ表面温度の低さからすると、38億年前の地球の再現までには、まだ数億年はかかりそうです。「なぜ、この地球に生物が誕生したのか? なぜ人類はここまで高度な知能を持ってしまったのか? そして今、何をすべきなのか?」を本気で考えるときがきています。(2010.10.1)

今朝は久々に秋らしい涼しさでした。しかし、まだまだ30℃を超える日もあるようです。小学校の校庭では運動会の練習が忙しそうで、子どもたちが広がったりまとまったり。●民主党の党首選は菅総理が選ばれ、新たに党役員人事や内閣改造に。民の意見が反映された組閣を期待したい。(2010.9.15)

事務所の流しの窓の下で、秋の虫が鳴きはじめました。にもかかわらず、最高気温30℃以上の真夏日や最低気温25℃以上の熱帯夜は、まだまだ続くようです。●1年前の衆議院議員選挙で政権を獲得して期待された民主党も、あまりにも世論とかけ離れた内部のゴタゴタで我々国民はシラケぎみ。せっかくの政権交代なんだから頑張ってくださいよ。(2010.8.31)

ようやく埼玉でも蝉が鳴きはじめました。今日、立秋。それでも昨日は179ヶ所で猛暑日を記録し、各地で最高気温を更新しました。やはり地球が怒ってる?●昨日、65年目の広島の原爆の日。潘基文国連事務総長、そしてオバマ大統領の影響もあり駐日米大使のはじめての式典出席は、核の無い地球という明日を期待させます。気掛かりなのは、わが総理の、その後の会見での非核にブレーキをかけるような核抑止力肯定発言ですよ。(2010.8.7)

「新たな時代の安全保障と防衛力に関する懇談会」という首相の私的諮問機関が、非核三原則のうちの「持ち込ませず」を見直すよう求めているという。おいおい、唯一の被爆国の日本がそれでいいのか。●ここのところの暑さと集中豪雨。そんな異常気象は何か自然からの警鐘ではないかと思ってしまいます。そういえば蝉の声を今年はまだ聴かないが、蝉までも夏バテ? 水分を補給し、熱射病にもご注意を。(2010.7.28)

「脱ゆとり」の教科書。その頁数の多さが話題になっています。子どもたちの幸せが大切なのか、国際的な学力の維持が大切なのか、教師も児童もアップアップでは、そのうち日本全体が溺れてしまいますよ。●主客転倒は社会全体にもあるようで、「お金」は「幸せ」になるための手段だったはずが、いつのまにか「お金を増やす」ことが目的になってはいませんか。出版も含め、もう一度、原初の目的を考える必要がありそうです。(2010.4.1)

29年間かかわった専門学校が閉校することとなりました。少子化と時代の変化には耐えられず、経営的に厳しい状況だったようです。●本日、やけに風が強いと思ったら「春一番」だったようです。昨日今日と暖かい日が続きました。梅の蕾もかなり開いてきました。(2010.2.25)

明けましておめでとうございます。本年もよろしくお願いいたします。昨年は政権交代はあったものの、COP15も不調に終わり、日本の出版界も推定売上高が20年間続いた2兆円の大台を割ってしまったようです。出版物制作に売り上げを求める、あむのようなプロダクションにとっては不安な新年となりました。が、今年は、あむ法人化25周年を迎えます。四半世紀の歩みの先に何かあることを期待したいと思います。(2010.1.8)

昨晩の国連「気候変動会議」でのオバマ大統領や鳩山総理の演説を聞く限り、人類が「持続可能な社会」を本気で考えはじめたのだと思えます。「持続可能な成長」という表現には、違和感を感じますが、国際政治の方向性としては将来に期待したいものです。国内も鳩山政権となり1週間。各閣僚の活躍が自民党政権とは、ひと味も二味も違うようで、今まで見えなかったものを見せてくれるのではと、新たな期待が持てそうです。(2009.9.23)

すでに今年も1ヶ月が過ぎましたが、荒瀬の個人的な展望では、ここ2ヶ月でこれまでの両手離しの市場経済至上主義を反省して、ゆるやかな混合経済に移行すべくさまざまな法案が作成されて……。などと思っていたのですが??? あまり反省がないようで。●40日も前に庭から切って挿した南天が、いまだに玄関で実も落とさず元気に生息しています。庭の南天の実は、すでに鳥に持っていかれていますのに。(2009.2.2)

気がつけば師走。麻生政権も3ヶ月で、すでにほころびが。リーマンの破綻で世界同時株安。これを機会に市場経済の根本的な見直しかと思い気や、なんら反省の無いまま民間企業への資本注入では、混合経済を飛び越して計画経済そのままです。●関東も本格的な枯れ葉の季節です。銀杏の落ち葉の中に、ときおりギンナンの実を踏みつぶします。寒さで空気も澄んでいるのか、このところ富士山がよく見えます。(2008.12.3)

福田首相の唐突な辞任。「わたしは客観的に自分をみることができるんですよ。あなたと違って!」と逆ギレ。本当に客観的にみることができるなら、こんな形で辞めはしないでしょうが。●ようやく日中の日差しも、8月の刺すようなものとは違い、秋の気配が感じられます。朝晩は肌寒ささえ感じられるのに、蝉の声だけが小さくなった夏を引きずっています。(2008.9.11)

今年もツバメがやってきました。出勤途中の小学校の横の道で、虫を探して何羽ものツバメが飛び交っていました。すこしばかり例年より早い気もします。今の季節、木々の青さが増し、すべての植物が天へと両手を伸ばし、夏の暑さから我々への日陰を作ってくれる準備だと言わんばかりの成長力です。恵みの雨に、そして自然に、ありがとう。(2008.5.31)

それにしても月日の経つのは早いものです。もう3月。先週、日本ジャーナリスト専門学校の卒業式でした。「日々煩雑な状況が増してゆく中で、自分を見失わないでもらいたい。引いて引いて全体を見る。そしてシステムを把握する。そのためには、ときに立ち止まり、危険だと思ったときは逃げる勇気も持ってもらいたい。結果的に、それが社会のためにもなるんですよ」と。(2008.3.18)

昨日、久しぶりに富士山を見ることができました。かつては雨の日の翌朝など、柳瀬川の陸橋から西を見ると、川の延長によく見えていました。しかし、ここ数ヵ月は天上に雲一つない朝でも、地平は早朝からの経済活動か、朝餉の生活活動が原因か雲って、富士山は見えませんでした。●例年、10月10日の体育の日あたりが柿のモギ時だったような気がしていましたが、今年は一ヵ月遅れで赤く熟しました。紅葉も遅れています。(2007.11.14)

安倍首相が「環境立国戦略」の一環として、2050年に二酸化炭素など温室効果ガスの排出量を現状から半減させることを世界共通の目標として掲げ、ポスト京都議定書となる13年以降の枠組みづくりを提唱した。そのため昨年7月、国内努力をギブアップした、京都議定書の削減目標の達成に向け、計画を見直すようである。来年7月の北海道洞爺湖サミットに対する、一時的なパフォーマンスに終らないことを期待したい。(2007.05.28)

3月9日の松岡農林水産相の「いま水道水を飲んでいる人、ほとんどいないんじゃないですかね」の発言。あまりにも庶民感覚からのズレは呆れるばかりです。ましてや農林水産相、田んぼや山の木の保水に関わる省庁の代表とも思えません。●今年も卒業式が終り、多くの卒業生が編集制作現場へ巣立って行きました。システムのしっかりした、持続可能な現場環境を構築してくれるものと思います。(2007.03.28)

新年1月も20日が過ぎてしまいました。右も左も情報過多の情報不足で「生身の人」が見えなくなってきている昨今です。引いて、俯瞰して自分の居場所を自覚したいものです。●今年も年初、二人の卒業生が事務所を訪ねてくれました。一人は書籍編集者、もう一人は広告デザイナーで、共に30代。今が一番仕事が楽しいときで、それが、こちらにも伝わってきます。まだまだ頑張らねばと、自分に言い聞かせました。(2007.01.22)

いやはや。どこもかしこもシステムが崩壊しています。ワガママあり、怠慢あり。ストーリーを見ようとしないし、イメージも貧困。常識の概念が壊れそうです。ま、非常識な荒瀬が言うのも変でしょうが。●昨日、教えている専門学校の入学式でした。夢あり、不安ありの新生活。共に学び、出版界の現状を少しでも修正できればと思います。●桜の花びらがハラハラと舞う。季節を感じ、時の移ろいを偲びます。「もののあわれ」を自覚する今日このごろ。(2006.04.06)

夏休みに入った先日、学生3人を連れて印刷所を見学しました。営業マンのジレンマ、製版の方の情熱、印刷・製本の工程など、編集・出版など印刷物制作に関わる方は一度は見学すべきでしょう。そしてシステムを知ることは、そこで働くヒトを想像することだと認識していただきたい。●7月、京都議定書の国内努力をギブアップし、排出権取引での達成に方針転換することが発表されました。最初から無理だとは言われてきましたが、どこまで努力したのでしょうか? この話題がマスコミであまりとり上げられていないようですが。(2006.08.16)

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