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今日から外部のデザイナーにお願いした初校ゲラが上がり、本格的な文字校正が始まりました。編集プロダクションEでは社長、副編集長の山上さん、担当のライター、そして私の4人で見るようにしています。 昔は小説家志望だったという山上さんは校正のベテランです。言葉の言い回しや漢字の扱い方で、何度も助けてもらいました。 |
ライターへのFAXは私の仕事です。入社当時は違うライターの書いたページをFAXしてシゲさんにも、よくからかわれていました。
担当ページのお店の名前や電話番号は、実際に電話をして確認します。写真とキャプション(写真説明)は合っているか、ポジ写真の裏表なども確認します。 文字校正のたびに社長は「昔は印刷所でデータを作っていたので、入稿から初校までが2、3週間あって、一息つけたんだが」と言います。今でも私の担当の出版社の中には、単行本だけはレイアウト指定紙入稿で、印刷所でDTP作業というところが1社だけあります。 |