写真は一般的には角版で使用しますが、ときには角丸、楕円、切り抜きや型抜きで使用することも、誌面に変化や楽しさが表現できます。
切り抜きは、物や人のバックの不要な情報を消して、そのものを強調します。誌面の印象としては柔らかいイメージを読者に与えます。商品カタログなどで、その商品を強調するため多用されています。 座談会や対談の人物写真のバックにバラツキがある場合、バックに他の人物が写り込んで不自然な場 |
合など、人物を切り抜きとし、そのバックに平アミを掛ける方法がよく使われます。
記事内容によっては、切り抜きの不向きなものもあります。また、柔らかい記事であっても、バックの情報が重要な意味を持つ場合もあります。たとえば下の写真の場合、友人達との河原でのバーベキューがテーマの記事内容では、切り抜きはまったく意味をなしません。 |